鈴木氏先行 追う池田氏 道知事選大詰め 精力的に遊説

精力的に遊説を続ける鈴木直道氏(右)、支持者と触れ合う池田真紀氏

 全国唯一の本格的な与野党対決型となっている道知事選(9日投開票)は、終盤戦に入った。与党勢力が推す無所属現職の鈴木直道氏(42)=自民党、公明党、新党大地推薦=が先行し、野党陣営の無所属新人の池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持=が追い上げている。両候補とも序盤から中盤にかけて地方を重視した遊説を展開していたが、6日からの終盤3日間は全道の有権者の約4割が集中する大票田・札幌に照準を絞り、無党派層の取り込みにラストスパートをかける。

 鈴木氏は告示以降、地方遊説を精力的に展開。「直向(ひたむ)きに、北海道を前へ」をキャッチフレーズとする7本柱の政策を前面に打ち出し、再選へ向けて着実に支持を拡大している。

 全道各地に張り巡らせた後援会組織と自民党道連の地方組織が連動。推薦を受ける公明党の支持母体・創価学会にも浸透。野党陣営の一部連合票の切り崩しを図っているほか、知名度の高さを生かして無党派層にも食い込んでいる。

 選挙戦終盤の6日夕には札幌入り。7日にはJR札幌駅南口広場で大規模な街頭演説会も開催予定。上滑りを警戒しつつ、手綱を緩めず、前回(162万票)以上の得票で2選のゴールを目指す。

 池田氏も告示以降、地方遊説を活発化。全道各地で連日、1日10カ所以上でつじ立ちを行い、「誰ひとり置いてきぼりにしない あたたかい道政」をキャッチフレーズに掲げた3本柱の政策を強く訴える。出馬表明が2月上旬となった出遅れを挽回しようと懸命だ。

 最大の支持母体、連合北海道では選挙戦中盤から組織の引き締めに入っているほか、立憲の道議選候補が各地で連動。前衆院議員として国政経験のある実績や、全道的な知名度向上に全力を挙げている。

 終盤の6日から3日間は、大票田・札幌中心の遊説に転換し、精力的に街頭演説を行う。運動最終日の8日は、すすきので大規模な集会も予定。無党派層の票の掘り起こしで逆転を狙う。

 この他、共に無所属新人の門別芳夫氏(61)、三原大輔氏(48)も独自に道内遊説を続けている。

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