CO2削減へ 苫小牧市が第4期エコオフィスプラン策定

CO2削減へ 苫小牧市が第4期エコオフィスプラン策定
職員に階段の使用を呼び掛けるポスター

 苫小牧市は、全事務事業で二酸化炭素(CO2)の排出を削減する第4期市役所エコオフィスプラン(2023~30年度)を策定した。30年度までのCO2削減率は基準年度(13年度)比43%減を目標とし、新たに▽公共施設の新築事業で省エネルギー対策を徹底▽再生可能エネルギーの活用▽エコカー導入―などを基本方針に盛り込んだ。

 CO2削減の具体的な数値目標を▽公共施設に伴う業務部門▽公用車に伴う運輸部門▽ごみ処理関連の廃棄物部門―の3部門で設定し、それぞれ13年度比で51%減(21年度実績は20%減)、35%減(同16%減)、25%減(同13%減)―とした。

 21年度のCO2排出量のうち電気使用に伴うものが6割を占めたため、目標達成に向けては電気使用量の削減を重視する。新築する施設は高効率の省エネルギー設備を備えた「ZEB Ready(ゼブレディ)」建築物を標準とし、既存施設のLED(発光ダイオード)化や太陽光発電設備の拡大も進める。職員にも省エネ活動の継続を求め、▽業務に必要な照明のみ点灯▽3階程度の移動は階段を使う▽待機電力の削減―などの行動を促す。

 電気削減以外には、施設のボイラー更新時に油からガスへの燃料転換を図るほか、公用車はハイブリット車や電気自動車(EV)などのエコカーへの更新も新たに進める。ゆっくりアクセルを踏むなどのエコドライブ徹底やごみ減量に向け4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)の取り組みも職員に促していく。

 市環境保全課の桜井理博課長は「目標達成には、無駄をなくす取り組みの積み重ねが大事。職員全体で同じ意識を持って取り組みたい」としている。

 第4期プランは、ゼロカーボン推進計画のスタートと位置付ける第4次環境基本計画(23~30年度)に合わせ、第3期プラン(20~25年度)を全面改訂した。

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