渡り鳥北上ルート直下 千歳で鳥インフル続発

渡り鳥北上ルート直下 千歳で鳥インフル続発

 千歳市の養鶏場としては今季3例目となる高病原性鳥インフルエンザの発生が7日に確認され、農場の採卵用鶏約31万羽の殺処分が始まった。道農政部は3月末以降、千歳で発生が相次いでいる要因について「道央エリアが渡り鳥の北上ルート(ウトナイ湖―宮島沼)のため、直下の千歳市で同時多発的に発生した」とみている。

 国内では、高病原性鳥インフルエンザの発生が相次ぎ、鶏卵不足で市場価格が上昇。飲食・加工業者、消費者を直撃している。鶏卵不足は道以外の府県も同じ状況で、鶏卵の供給が回復するまでに1年かかるとの見方も。配合飼料価格の上昇で養鶏業者は厳しい経営を強いられているものの、行政は安定生産と家庭向けの優先を鶏卵生産業界に要請している。

 新たな発生を受けて道は7日、「速やかな殺処分と密閉、埋却の初動対応がウイルスの飛散を防ぐ」緊急性から、清掃・消毒作業中の農場(2例目、約39万羽)の一部人員を振り分けた。これに伴いこの農場の殺処分作業終了は8日にずれ込む。7日正午の殺処分作業の進捗(しんちょく)状況は35万7982羽で全体の92・85%となった。

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