安平町早来市街地から車で5分ほどの場所にある早来富岡の「富岡みずばしょう園」で、春の訪れを告げるミズバショウの花が咲きだした。
ミズバショウは、低地から亜高山帯の湿地で見られるサトイモ科の多年草。町で管理している同園は、広さ約2万5000平方メートルで、約3000株のミズバショウが自生し、散策路や観賞スポットになっている。
今月上旬から、湿地を流れる小川のほとりで白い苞(ほう)が敷地一面を覆うすがすがしい光景が見られるようになった。
ミズバショウは例年5月上旬まで見ることができ、訪れる人々の目を楽しませてくれそうだ。