全道少年（Ｕ―１２）８人制サッカー大会兼第２０回ＪＡ全農杯全国小学生選抜サッカー大会ＩＮ北海道が８、９の両日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場でトーナメント戦が行われ、苫小牧地区からのアレアレアと苫小牧エルソーレは初戦で姿を消した。札幌地区のＤＥＮＯＶＡ札幌が栄冠をつかんだ。
　北海道サッカー協会など主催、苫小牧地区サッカー協会主管。全道各地から１６チームが集まり、１２分３ピリオド制で全国決勝大会（５月３～５日、横浜市）に進出できる１枠を争った。

　結果は次の通り。
　▽決勝　ＤＥＮＯＶＡ札幌６―０ＡＶＥＮＤＡ　ＦＣ
　▽準決勝　ＤＥＮＯＶＡ札幌３―１ＤＯＨＴＯ　Ｊｒ、ＡＶＥＮＤＡ　ＦＣ４―１Ｆｉｂｒａ　Ｆｏｏｔｂａｌｌ　Ｃｌｕｂ
　▽２回戦　ＤＯＨＴＯ　Ｊｒ２―０ＳＣ釧路、ＤＥＮＯＶＡ札幌４―０北海道コンサドーレ室蘭、ＡＶＥＮＤＡ　ＦＣ２―１幕別札内、Ｆｉｂｒａ　Ｆｏｏｔｂａｌｌ　Ｃｌｕｂ４―０Ｎ―ＪＳＣ滝川
　▽１回戦　ＤＯＨＴＯ　Ｊｒ２―０アレアレア、幕別札内３―０苫小牧エルソーレ、ＳＣ釧路１―０Ｂ・Ｎ・Ｆ・Ｃ、ＤＥＮＯＶＡ札幌２―１くりやまフットボールクラブ、北海道コンサドーレ室蘭２―１ＥＺＺＯＲＥ　ＦＣ、ＡＶＥＮＤＡ　ＦＣ７―０遠軽はやぶさサッカースポーツ少年団、Ｎ―ＪＳＣ滝川１―０名寄ピヤシリサッカースポーツ少年団、Ｆｉｂｒａ　Ｆｏｏｔｂａｌｌ　Ｃｌｕｂ４―０ＦＣ中標津

－大舞台で現れた経験、力の差
　苫小牧地区から出場したアレアレアは第１試合で千歳地区の強豪ＤＯＨＴＯ　Ｊｒと対戦。第１ピリオドで先制を許し、攻撃チャンスをつかめないまま、０―２で敗退した。荒木監督は「選手は一生懸命やってくれた。まだ春先なのでやれることに限界はあるが、能力が足りない。普段のトレーニングでどう改善するか考えたい」と話した。
　全道大会初出場の苫小牧エルソーレは幕別札内（十勝地区）と激突。序盤で許したコーナーキックから先制点を与え、その後も全ピリオドで失点。０―３で力尽きた。試合中も選手を鼓舞し続けた宮野監督は「初の大舞台に選手たちが緊張してしまった。また基礎に立ち返り、みっちり組み直したい」と切り替えた。