札幌国税局は11日、2022年度の新酒鑑評会の表彰式を行った。道産米吟醸酒の部、吟醸酒の部、純米酒の部の3部門で、10製造場の12点が金賞に選ばれた。
同局は酒造技術向上を目的に新酒鑑評会を行い、品質の評価を通じて道産清酒の製造技術を競っている。22年度は道内15清酒製造場から103点の出品があり、3月16、17の両日、道内の杜氏(とうじ)や研究機関、同局の関係者ら20人が評価に当たった。
この日の表彰式では、上良睦彦札幌国税局長が金賞の製造場の責任者らに賞状を手渡した。品質評価員を代表して同局鑑定官室の松本健室長が講評し、「道産米吟醸酒の部はバランスの良い吟醸香、味わい豊かですっきり、柔らかで原料米の特性を生かしている。吟醸酒の部は華やかな吟醸香で軽い膨らみのある味わい。純米酒の部は各蔵元の純米酒への思いが反映している」とたたえた。
続いて受賞者を代表し、福司酒造(釧路市)の梁瀬之弘社長が人手不足にIT技術を応用する考えを示しながら「伝統的な酒造技術を基に、さらに新しい技術を融合させたい」とさらなる挑戦の意欲を述べた。
表彰式の後は製造技術研究会が行われ、道内の日本酒製造関係者らが出品酒(103点)のきき酒を行い、交流を深めた。
金賞は次の通り。
◇道産米吟醸酒の部 ▽大雪乃蔵(合同酒精旭川工場)▽国士無双(高砂酒造)▽男山(男山)▽上川大雪(上川大雪酒造緑丘蔵)▽福司(福司酒造)
◇吟醸酒の部 ▽国士無双(高砂酒造)▽國稀(国稀酒造)
◇純米酒の部 ▽五稜(上川大雪酒造五稜乃蔵)▽郷宝(箱館醸蔵)▽上川大雪(上川大雪酒造緑丘蔵)▽三千櫻(三千櫻酒造)▽二世古(二世古酒造)
















