苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場(塚本鉄兵代表)に所属する大和優真(拓勇小5年)が、3月に京都で行われた京都大会第28回オープントーナメントグランドチャンピオン決定戦第3次選考会の小学4年男子軽量級の部で3位入賞を果たした。大和は「優勝できなくて悔しかったけど、3位入賞できてよかった」と笑顔で話した。
大和は16人のトーナメント戦で奮闘。初戦は緊張をほぐすためにも「がむしゃらに攻めた」とパンチ、蹴りと手数で押し切り判定勝ち。続く2回戦は背後への回り込みが得意な相手に、得意の下段蹴りや前蹴りを中心に蹴りを連発し距離を取り、相手の戦法を封じて判定勝利。
準決勝、力の差は五分―と踏んで挑んだ一戦は惜しくも判定の末に敗戦。押され気味だったかな―と感じていた部分もあったと話し「セコンドの指示をしっかりこなすことができなかったのが原因。とても悔しい」。大会を通してパンチの威力に課題を見つけ「パンチ力を上げて、セコンドの指示を聞いて冷静に戦いたい。稽古からもっと気合を入れて次は全国舞台で優勝を目指したい」と闘志を燃やしていた。
このほか門下生から、カラテドリームフェスティバル2022の男子40歳以上45歳未満軽量級の工藤一彦が優勝。第1回全日本極真空手道選手権大会の女子シニア(35~44歳)軽量級で古河原光沙、男子シニア(40~47歳)重量級で渡部紫苑、女子シニア(45~55歳)重量級で松田知津が栄冠に輝き、3月22日に道庁へ表敬訪問、大会報告を行った。小玉俊宏副知事から「優勝おめでとう。今後も勝利はもちろん、その勝利までの過程が一番大切であることを多くの人に伝えて」と激励を受けた。




















