JR北海道は12日、廃止した日高線鵡川―様似間の跡地利用について、トンネルをワインの貯蔵庫(ワインカーブ)に活用する案などを採択したと発表した。同線と石勝線新夕張―夕張間の廃線跡地について社外から有効利用のアイデアや技術を募る「オープンイノベーションプログラム」に34件の応募があり、6件を採択した。
ワインカーブを提案したのは茗渓コンサルタンツ(東京)で、トンネルの環境を利用してワインを成熟させる。付加価値を増した食品の貯蔵・販売のほか地産食材レストランの設置も検討するという。
そのほか▽ドローンの機体開発試験場、免許取得に向けた練習場▽壁画を活用したにぎわいの創出▽キャンプ場、グランピング施設の開発▽太陽光発電事業2件―が採択された。今後、JR北と事業者が現地調査した上で、具体的な区間や規模を詳細に検討する。
綿貫泰之社長は「廃線跡地の特徴を生かして新たな価値を生み出し、地域のにぎわい創出を図りたい」と語った。
















