世界的な人気作家、村上春樹さんの6年ぶりの長編小説「街とその不確かな壁」が13日に発売され、苫小牧市内でも書店に特設コーナーがお目見えするなどし、話題となっている。
ベストセラー作家の新作をPRしよう―と、イオンモール苫小牧店(柳町)の未来屋書店苫小牧店は30日まで、同店の専用アプリ登録者向けに購入時、100ポイント(100円相当)をプレゼントするキャンペーンを実施中。店頭には村上さんのデビュー作「風の歌を聴け」や、谷崎潤一郎賞を受賞した「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」など過去の代表作も集めた特設コーナーを設けている。
本作は1冊2970円とやや高価だが、13日の販売初日から男女問わず多くのファンらが買い求めている。岡田和久店長は「(購買層は)若者から年配者まで幅広い。過去の作品にも、興味を持ってもらえたら」と話す。
しんどう書店本店(新富町)も新作のポスターを店内に複数掲示し、本を平積みにしている。担当者は「発売がテレビなどで取り上げられ、手に取ってくれる人がさらに増えそう」と売れ行きを注視する。
早速、購入したという妙見寺(音羽町)の住職末澤隆信さん(59)は本作がコロナ禍の中、執筆されたことに触れ「ウクライナ侵攻など不安定な時代に村上さんが今、何を考えているのか興味があった。指針になるものを見つけられたら」と期待を膨らませていた。
















