統一地方選後半戦の苫小牧市議選が16日、告示された。定数28に対し29人が立候補を届け出て、少数激戦の選挙戦に突入した。22日まで各候補が市内を遊説し、地域経済活性化や防災対策、子育て支援など政策を訴えていく。投開票は23日。〔立候補者は3面、関連4、15面〕
立候補者29人のうち、現職は24人、新人は5人。定数は前回(2019年4月)と変わらず、立候補は2人少なく、定数1超は過去最少。各候補の陣営は16日午前8時30分から、市選挙管理委員会で届け出を済ませた。朝から雨が降りしきる中、各候補は第一声を放った。
保守系の現職候補は選挙事務所前で第一声。地域住民ら約200人がテントで雨をしのぎながら、候補の主張に耳を傾けた。候補は市の課題について「経済活性化や子育て支援、医療介護」と指摘し「議論をして課題を解決したい。皆さんの声を行政に届けたい」と力を込めた。
野党系の新人候補も選挙事務所前で第一声。支援者ら約20人が傘を差して見守る中、IR(カジノを含む統合型リゾート施設)誘致反対などを訴えた。候補は「物価高騰で大変になった暮らしを応援しないと。社会保障の充実を図っていく」と訴えた。
別の新人候補は事務所を訪れた地域住民ら約20人を前に、スポーツ推進や子育て支援などの政策をアピール。「多くの方の支援を受けて選挙を迎えた。強く政策を訴え、皆さまに喜んでいただける結果となるようにしたい」と意気込んだ。
一方、悪天候を受け、出陣式などを兼ね、室内で第一声を済ませる候補も。現職候補は事務所内で支持者約50人を前に、マイクを使わず「ゼロカーボンやアフターコロナに向けた取り組みをしっかりやらないと」と強調。「多くの方に投票してもらうよう、実績をアピールしたい」と述べた。
また、別の現職候補は当初から悪天候を見越し、地元の町内会館で個人演説会を開き、事実上の第一声に充てた。支持者ら約70人で埋まる中、候補は「人口減を食い止めるためチャレンジしていかなければ。いろんな技能を学ぶ若者を支援する」と声を張り上げた。
















