道内中小 景況足踏み 政策金融公庫 昨年10~12月調べ

道内中小 景況足踏み 政策金融公庫 昨年10~12月調べ

 日本政策金融公庫札幌支店は、2022年10~12月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中小企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は3・4となった。前期(22年7~9月期)に続きプラス水準を維持したものの、数値は4・1ポイント低下した。

 同支店では「中小企業の景況は、持ち直しの動きにやや足踏み感がみられる」と分析している。

 業況判断DIは、製造業が前期比18・9ポイント改善して12・4とプラス水準に転じた。これに対し非製造業はプラスマイナス0と、前期に比べ12・3ポイント悪化した。

 売り上げDIは、前期に比べ7・6ポイント低下して12・4となり、5期ぶりに悪化。純益率DIも5ポイント低下してマイナス8・4となり、4期ぶりに悪化した。

 当面の経営上の問題では、「原材料高」が36・2%で最多。これに「売り上げ・受注の停滞、減少」が28・6%で続いた。

 一方、小規模企業(従業員20人未満)の業況判断DIは、前期に比べ6・8ポイント上昇したもののマイナス18・1と依然として厳しい状況にある。

 調査は同公庫の取引先の中小企業504社、小規模企業464社を対象に、昨年12月中旬に実施。中小企業224社(回答率44・4%)、小規模企業278社(同59・9%)から回答を得た。

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