道内8市長選 函館は大泉氏初当選 後半戦開票 室蘭の青山氏4選

道内8市長選 函館は大泉氏初当選 後半戦開票 室蘭の青山氏4選

 第20回統一地方選は23日、道内では8市長選と21市議選、10町村長選と52町村議選が投開票された。市役所出身同士の一騎打ちとなった函館市長選では、新人の元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)が現職の工藤寿樹氏(73)の4選を阻み、初当選した。

 立憲民主党道連が支持した大泉氏は9万8174票を獲得し、自民党道連と公明党函館総支部が推薦した工藤氏に7万4000票以上の大差をつけて圧勝した。

 人口減少対策などが争点となる中、大泉氏は「若者に選ばれるまちに」と訴え、支持を広げた。勝利を受け市内の事務所前の広場で「函館を諦めない皆さんが私を支援した」と感謝。「誰一人置き去りにしない、全ての人に寄り添う行政にする」と決意を述べると、集まった支援者から拍手が湧き起こった。

 道内の市長選は函館のほか、室蘭、伊達、夕張、江別、稚内、赤平、三笠で選挙戦となった。

 36年ぶりの三つどもえの混戦となった室蘭市長選では、現職の青山剛氏(45)が1万5622票を得票し、元市議の小田中稔氏(59)と元道議の川畑悟氏(52)を破り、4選を果たした。

 6期務めた菊谷秀吉市長(72)の引退表明を受けた伊達市長選は、24年ぶりの選挙戦に。新人同士の一騎打ちとなり、元監査法人職員の堀井敬太氏(42)が1万32票を獲得し、元道議の中山智康氏(48)に3000票以上の差をつけて、初当選した。

 夕張市長選は、現職の厚谷司氏(57)と元市課長で新人の佐藤学氏(50)の一騎打ちに。2347票を獲得した厚谷氏が佐藤氏(1869票)に競り勝ち、再選を果たした。

 4期務めた三好昇市長の引退表明で新人3人による三つどもえになったのが江別市長選。元副市長の後藤好人氏(62)が2万4694票を獲得し、いずれも元市議の堀直人氏(42)と清水直幸氏(61)を退け、初当選した。

 稚内市長選は工藤広氏(73)、赤平市長選は畠山渉氏(55)、三笠市長選は西城賢策氏(72)のいずれも現職が制した。

 28年ぶりの選挙戦となった上川管内音威子府村長選では、新人の遠藤貴幸氏(47)が初当選。40年ぶりに新人3人の争いとなった桧山管内今金町長選は、元副町長の中島光弘氏(64)が激戦を制した。現職と新人の一騎打ちとなった十勝管内大樹町長選は黒川豊氏(62)、同陸別町長選は本田学氏(52)、オホーツク管内斜里町長選は山内浩彰氏(63)、留萌管内天塩町長選は吉田忠氏(57)の4新人が、いずれも現職を破り初当選した。

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