与党系13人で過半数割れ 野党系は1議席増で勢い 苫小牧市議会会派構成ほぼ固まる

与党系13人で過半数割れ 野党系は1議席増で勢い 苫小牧市議会会派構成ほぼ固まる

 5月1日から新たな任期が始まる苫小牧市議会(定数28)の会派構成がほぼ固まった。岩倉博文市長を支える与党系3会派に所属する意向の市議は、25日時点で計13人で、改選前の15人から2人減って過半数割れに。一方、野党系2会派は1人増の計9人。キャスチングボードを握る中間会派などの動きによっては野党勢力が勢いづく可能性もある。

 岩倉市政の最大与党会派で自民党系の新緑は、改選前の8人中3人が引退し、1人が道議選へくら替え。現職の金沢俊氏(48)=当選5回=と竹田秀泰氏(71)=4回=、喜多新二氏(52)=2回=、山谷芳則氏(40)=2回=の4人が市議選に挑み、議席を確保した。無所属で出馬し当選した新人の志方光徳氏(40)と嶋中康晴氏(43)は新緑への所属を希望しており、計6人の最大会派を維持する見通しだ。

 また、与党系会派で公明党議員団は、改選前と同じく池田謙次氏(67)=7回=と神山哲太郎氏(63)=5回=、藤田広美氏(65)=5回=、大西厚子氏(65)=3回=、大野正和氏(51)=2回=の5人構成。会派市民も改選前と同じく谷川芳一氏(71)=10回=と桜井忠氏(69)=6回=の2人で構成する見通しだ。

 一方、野党会派で立憲民主系の民主クラブは、小山征三氏(66)=4回=、松尾省勝氏(48)=4回=、岩田薫氏(64)=3回=、佐々木修司氏(53)=3回=、橋本智子氏(65)=2回=の現職5人が議席を維持し、改選前と同じ会派体制に。日本共産党市議団は冨岡隆氏(69)=7回=と小野寺幸恵氏(56)=6回=、原啓司氏(54)=3回=の現職3人のほか、新人の森本健太氏(31)が加わり、5年ぶりの4人体制となる。

 中間会派の改革フォーラムは、改選前と同じ松井雅宏氏(63)=6回=と越川慶一氏(50)=4回=、首藤孝治氏(48)=3回=、牧田俊之氏(58)=3回=の4人構成。

 諸派の触沢高秀氏(53)=2回=は無所属で活動し、新人の山田隆子氏(62)は会派所属について「未定」としている。

 2019年の市議選後、与党系会派の市議は15人で過半数を占め、議会運営の主導権を握ってきた。しかし、今回の市議選で与党勢力が過半数を割り込んだ一方、共産党の1議席増で野党勢力が伸展した。会派の届け出の締め切りは5月1日。構成が議会運営にどのような影響を与えるか注目される。

苫小牧市議会の新しい会派構成
(25日時点、名称など変更の可能性あり。新人は所属希望の会派)

●与党系(3会派13人)
【新緑】
金沢俊氏、喜多新二氏、竹田秀泰氏、山谷芳則氏、志方光徳氏(新人)、嶋中康晴氏(同)
【公明党議員団】
池田謙次氏、大西厚子氏、大野正和氏、神山哲太郎氏、藤田広美氏
【会派市民】
桜井忠氏、谷川芳一氏

●野党系(2会派9人)
【民主クラブ】
岩田薫氏、小山征三氏、佐々木修司氏、橋本智子氏、松尾省勝氏
【日本共産党市議団】
小野寺幸恵氏、冨岡隆氏、原啓司氏、森本健太氏(新人)

●中間会派(1会派4人)
【改革フォーラム】
越川慶一氏、首藤孝治氏、牧田俊之氏、松井雅宏氏

●無所属
触沢高秀氏

●未定
山田隆子氏(新人)

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る