今年度道内企業 4%が正社員採用 2年連続上昇 コロナ前超える 帝国データ札支店

今年度道内企業 4%が正社員採用
2年連続上昇 コロナ前超える 帝国データ札支店

 帝国データバンク札幌支店は、2023年度雇用動向に関する道内企業意識調査結果を発表した。今年度(23年4月~24年3月)に正社員の採用予定がある企業は前年度に比べ2・1ポイント増の64%となり、2年連続で上昇した。採用人数が「増加する(見込み含む)」と回答した企業は29・4%(前年度比5ポイント増)に上り、コロナ禍前の19年度(21・3%)を上回った。

 正社員の採用予定がある企業の規模別では、大企業が92・1%だったのに対し、中小企業は58・7%、小規模企業は50%。企業規模が小さいほど割合が低くなっている。

 業界別では、「農・林・水産」が77・8%で最多。これに「建設」(74・4%)、「金融」(73・3%)、「サービス」(71・4%)が続いた。最も低いのは「不動産」で42・3%だった。

 企業からは「常に新卒・中途のいずれにおいても求人を行っているが、なかなか人材が集まらない」(建設業)、「売り手市場が続く中で人材確保が厳しくなっている。求職者の自己主張が強く、企業側の意向が通りにくいと感じる」(飲食料品卸売業)、「賃金の高騰についていけないため優良人材の採用が困難になっている」(飲食店)など人材採用の厳しさを指摘する声が相次いでいる。

 企業が求める職種(複数回答)では、販売、営業職などの「販売の職業」(39・4%)がトップ。以下、開発・製造技術者などの「専門的・技術的職業」(29・2%)、一般・会計事務員などの「事務的職業」(25・6%)の順。

 一方、非正社員の採用予定がある企業も前年度比1・7ポイント増の47・1%となり、2年連続で上昇した。

 調査は2月14~28日に、道内企業1196社を対象に実施。480社から回答を得た。回答率40・1%。

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