政府は29日、2023年春の叙勲の受章者を発表した。東胆振では消防、統計調査などの分野で功績、功労があった6人に授与された。日高地区と登別市からも4人が受章した。
瑞宝双光章
消防功労
元胆振東部消防組合
安平消防団団長
井上(いのうえ) 一雄(かずお)さん(75)
安平町早来大町177の13
1975年1月に当時の早来町消防団に入団。「早来は木材工場や会社の火事が多かった。1日かけて消したこともあった」と回顧する。安平消防団の2代目団長にも就き、8年間の責務を全う。昨年3月まで47年、火災現場を中心に活動を続けた。受章について「特別の功績はないと思う」と謙虚に答えながらも「気張らなければ生き残れない仕事。周りが取らせてくれたのかな」と喜んだ。
瑞宝双光章
消防功労
元苫小牧市消防団団長
齋藤(さいとう) 謙吉(かねよし)さん(72)
苫小牧市植苗92の3
1978年、苫小牧市消防団に入団。昨年まで44年間活動し「長いようで短かった」と振り返る。2018~22年に市消防団団長を務め、胆振東部地震発生後は日本消防協会の会長らと被災地を視察した。20年からは新型コロナウイルスが広まらないようにと地域の感染状況の把握にも奔走。「関係者の支えのおかげでやってこられた」と感謝し、「活動を評価していただきありがたい」と述べた。
瑞宝単光章
調停委員功労
元調停委員
岩村(いわむら) 一(はじめ)さん(73)
苫小牧市北光町2の15の23
不動産業に携わりながら2003年から民事調停委員、11年から家事調停委員をそれぞれ今年3月まで続けた。扱った案件は不動産取引から金銭の貸し借り、離婚問題までさまざま。当事者と接するときは「聞いてあげる」のではなく「聞かせていただく」姿勢で「耳と心で聞くことを心掛けた」と振り返る。世のため、人のためだったといい、今回の受章は「皆さんのおかげ」と感謝する。
瑞宝単光章
国勢調査功労
元国勢調査員
奥原(おくはら) 忻子(きんこ)さん(85)
苫小牧市糸井110の4
民生委員児童委員として活動する傍ら、1980年から40年以上にわたり、9回の国勢調査に協力してきた。当初は市民宅を訪問することに緊張を感じたが、「笑顔で、無理なく、楽しく」をモットーに活動を重ねてきた。受章については「たくさんの人に助けられたおかげ」と受け止める。2025年に控える国勢調査を前に「10回目を目指して次回も協力したい」と意気込む。
瑞宝単光章
統計調査功労
元工業統計調査員
川田(かわだ) 壽一(ひさかず)さん(84)
白老町石山28
1983年から2020年までの37年間、計32回にわたる工業統計調査に携わった。国勢調査は1985年から2020年までに計8回を務めた。03年には統計調査20年で知事感謝状、10年には経産大臣表彰を受けた。現在は千歳市の警備会社社長を務める。受章の知らせに「大変うれしく、町の統計係や調査区域の住民に感謝している。来たる25年の国勢調査にも関わりたい」と熱意を燃やす。
瑞宝単光章
統計調査功労
元各種統計調査員
中山(なかやま) 廣子(ひろこ)さん(75)
白老町大町6の4の16
夫や義理の父親が統計調査に関わる姿を見て、自身も1980年の国勢調査から始めた。介護施設などで働いていた頃も調査員は続け、昨年は工業統計調査を引き受けた。「子どもたちの理解も支えになった」と家族の協力に感謝する。「白老町で生まれ育ったので知り合いが多く、他の調査員よりはやりやすかったと思う」と語り、「名誉なことで、うれしい。励みになった」と受章を喜んだ。
旭日双光章
地方自治功労
元北海道議会議員
岡本(おかもと) 修(おさむ)さん(86)
浦河町堺町西4の5の8
瑞宝双光章
消防功労
元日高西部消防組合
平取消防団団長
髙橋(たかはし) 一夫(かずお)さん(73)
平取町長知内51の6
瑞宝単光章
地域総合功労
民生・児童委員、保護司
川島(かわしま) 芳治(よしはる)さん(77)
登別市鷲別町6の11の1
瑞宝単光章
消防功労
元日高東部消防組合浦河町消防団分団長
中村(なかむら) 英雄(ひでお)さん(81)
浦河町荻伏町12



























