33年前の悲劇忘れない 苫小牧啓北中で命の尊さ考える

33年前の悲劇忘れない
苫小牧啓北中で命の尊さ考える
命の尊さについて考えた集会

 苫小牧啓北中学校(宮嶋隆行校長)は28日、33年前に水難事故で亡くなった同校の生徒を追悼する「命を大切にする集会」を開いた。全校生徒391人が学年別に体育館に集まり、命の尊さについて考えた。

 1990年4月29日、サイクリングで千歳市の支笏湖を訪れた2年生の生徒14人が千歳川の岸に固定されていたトロッコで遊んでいたところ、突然動きだし2人が川に転落。救助のために飛び込んだ1人を含む3人が命を落とした。集会は命の大切さを考える目的で、毎年この時期に開いている。

 「苫小牧の中二3人死ぬ」という衝撃的な見出しの新聞記事や「亡くなったなんて信じられない」「お父さんは必死に悲しみをこらえていたが友人たちは大声で泣きだした」といった事故当時の家族らの談話をスライドで紹介。宮嶋校長は「二度と同じような事故を繰り返してはいけない。自分の事として捉え、安易な気持ちで危険なことをしないで」と訴えた。

 GWスタートを前に、3年生の小林柊斗さん(14)は「この集会で聞いたことを忘れず、これからに生かしていきたい」と話していた。

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