苫小牧市の樽前と宮前町の有志が4月25日、苫小牧樽前小学校(中嶋清人校長)のグラウンドにある推定樹齢100年の桜の保護に向けて、枝や幹を手入れした。「百年桜」の名称で児童や教員に親しまれている長寿桜で、市しらかば町の樹木医、金田正弘さん(76)の指導を受けながらボランティアで作業した。
参加者は、鴻野建設(市樽前)と作田造園(市宮前町)の社員ら7人。枯れた枝先を切って整え、幹が折れたり倒れたりしないようにする2本の支柱を脚立や高所作業車を使って木のそばに立てた。
幹の傷んで空洞化した部分にはピートモスと炭を混ぜた物を詰めていき、麻布を巻いて麻縄で固定した。幹に詰めた物からは不定根が生え、木全体に栄養が届きやすくなるという。
同建設の鴻野一朗代表(58)は「地元住民が大切にしてきた愛着のある桜。長く残していくために現状を維持できたら」、金田さんは「百年桜は市内で一番古い桜。枯れないようにメンテナンスし、変遷を見守っていきたい」と語った。
2日には、百年桜の下で樽前小の児童らが給食を味わう恒例行事「お花見給食」が予定されている。
















