道内で今年、花見や歓迎会・懇親会を開催した(予定含む)企業は37・3%にとどまったことが、東京商工リサーチの調査で分かった。新型コロナウイルス感染対策が大幅に緩和される中、企業の宴会などの集合セレモニーは「まだ控えめ」な状況が続いている。
道内企業の花見や歓迎会・懇親会の開催率は、コロナ前の2019年は53・8%だった。コロナ禍の22年は7・6%まで急減した。8日に感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられる今年は、前年に比べ29・7ポイント上昇したものの、コロナ前に比べると16・5ポイント下回っている。
同支社では「コロナ禍で若者の酒席や宴会離れに拍車が掛かり、開催率は1桁台に激減した。コロナ禍の出口が見えかけた23年だったが、コロナ前に届いていない」と分析している。
企業の規模別の開催率は、大企業が36・8%で、中小企業は37・4%だった。
開催した企業の制限(複数回答)については、「制限は設けていない」が77・8%で最多。これに「二次会の開催を制限している」(13・6%)、「参加人数に上限を設けている」(12・3%)、「滞在時間に上限を設けている」(4・9%)が続いた。
都道府県別の開催率は秋田県が46・5%でトップ。熊本県(42・8%)、鹿児島県(41・9%)、佐賀県(40%)を加えた4県のみが4割を超えた。一方、大都市圏は東京都28・3%、愛知県25・3%、大阪府28・1%、福岡県29・7%といずれも3割に届かず、慎重姿勢が際立っている。
調査は4月3~11日に、インターネットで実施。道内企業224社から有効回答を得た。
















