苫小牧市内の生花店や菓子店、大型商業施設などで、母の日(14日)に向けた商戦がピークを迎えている。長引くエネルギー・物価高騰、鳥インフルエンザなどの影響で、各店は商品の値上げに苦慮したり、原料の確保に不安を抱えたり。ただ、母親に感謝の気持ちを伝えてもらおうと、例年並みの品ぞろえの充実に努めている。
イオン苫小牧店(柳町)は4月中旬から、母の日向け特設コーナーを開設。衣服や扇子などを並べており、エプロンは1000円台から。定番の花柄が人気という。ブランドパジャマ(5038円)が昨年より数百円値上がりするなど、一部で物価高の影響を受けるが、売り場担当の二口結菜さん(24)は「さまざまなデザインがあり、好みの品を探して」とアピールする。
洋菓子店のファームソレイユ(本店・拓勇西町)は6日から、ホールケーキ2種類の予約を開始。鳥インフルエンザ発生による全道的な卵不足で、仕入れ先から出荷規制はあるという。現状では商品作りに影響しない見込みだが、物価高の影響もあってケーキはやや値上がり。昨年と商品を変えて単純な値上げにならないよう気を使う。
今年はイチゴクリームを塗った長方形タイプのケーキ(3000円)、バラの花のようにクリームをあしらったドーム状タイプのケーキ(3200円)を用意。バラのあめ細工(2000円)も扱い、統括マネジャーの柴山加奈子さん(32)は「おいしいお菓子で、感謝を伝えて」とアピール。当日販売も予定している。
さむ川生花店(表町)はカーネーションを豊富なカラーバリエーションで用意。赤やピンクをはじめ、オレンジ、紫、珍しい青もある。1本330円で、スプレー(枝分かれ)咲きカーネーションは385円。卸値では前年比20~50円高だが、店頭価格は据え置きで対応した。
大型連休中から客足が伸びているといい、同店の米田嘉慎社長(50)は「色味や咲き方によるそれぞれの花の違いを見ながら選んで」とアドバイスしている。



















