北洋大で国際学術大会 19、20日に日本比較文化学会

北洋大で国際学術大会 19、20日に日本比較文化学会

 日本比較文化学会北海道支部(事務局・北洋大学)は19、20の両日、苫小牧市錦西町の同大で「第45回全国大会・2023年度国際学術大会」を開催する。同学会の全国大会を道内で開くのは初めてで、国内外から100人以上が参加予定。20日の香山リカ客員教授による講演や各種研究発表は、一般公開する。

 19日は会員が対象で、白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)や苫小牧市港町の「ぷらっとみなと市場」を見学。市内で懇親会を開き、交流を深める。

 20日は午前11時からシンポジウムを開催。海外や国内支部を代表する大学教授ら5人が登壇し、「比較文化の原点」をテーマに議論する。

 午後1時からは、むかわ町国民健康保険穂別診療所の副所長も務める精神科医で評論家の香山さんが「都市の医療とへき地医療―自らの経験を通して考察する」の演題で講演。同2時以降は、8教室でそれぞれ研究発表を繰り広げる。

 発表者は台湾の国立高雄大や韓国の国立済州大学校の教授、チェコの国立パラツキー大の助教ら海外勢をはじめ、長崎県立大の教授、同志社大の大学院生ら計54組。1人30分の持ち時間で、日ごろの研究成果を披露する。

 研究内容は翻訳から日中文法・文学比較、宗教・哲学、英語教育、国際交流まで多彩で、題目は「GIGAスクール構想下における公立中学校生徒のICT機器使用状況と意識に関する調査」や「先住民族の文化財とは―日台の文化財制度を通して考察」など。

 入場無料で、希望者には発表抄録を1000円で販売する。事務局の福本達也教授は「ぜひこの機会に学会に参加し、雰囲気を感じてもらえれば」と話す。

 同学会は、国内外のさまざまな文化や歴史の比較研究に取り組む学術団体で会員は約600人。全国大会・国際学術大会は年1回開催しており、今年度は道支部が担当する。

 問い合わせは北洋大の福本教授 電話0144(61)3253。

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