道主催の「2023年度北海道ワインアカデミー」の開講式と公開セミナーが18日、札幌市内で行われた。ワイナリーや農園、企業、自治体の30人が来年2月まで、講義や道外研修を通じて栽培・醸造の基礎や高度な専門技術、マーケティングなどを学ぶ。
土屋俊亮副知事は8年間で202人が卒塾し20人が起業、道内のワイナリーが3倍の55カ所に増えたことに触れ、「夢の実現に向けてしっかり学んでください」とあいさつ。受講生の自己紹介で札幌市の兼谷颯斗さんは「世界に通用するワインを造りたい」と意欲を見せた。
公開講座では、北海道ワインアカデミーの田辺由美名誉校長が「未来に進む、北海道ワインバレー構想」と題し講演。高級ワインの産地、米カリフォルニア州ナパ・ヴァレーの成功例を紹介し、「北海道には世界に誇るワインとチーズ、食文化がある。ナパになるのも夢ではない」と指摘。北大大学院農学研究院の曾根輝雄教授は「北海道ワインバレーにおける北大の取り組み」について話し、「持続可能なテロワール(産地の個性)を実現しよう」と呼び掛けた。
















