第76回北海道高校ソフトテニス選手権室蘭支部予選は18日、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で男女別個人戦が行われ、男子は苫小牧工業の伊東洸明・豊田蒼空組が優勝。女子は苫小牧東の井脇楓花・星くるみ組が準優勝した。
男子は上位12ペア、女子は上位10ペアが全道大会(6月5~8日、道立野幌運動総合公園テニスコート)に進出し、苫小牧勢からは男子5ペア、女子3ペアが出場権を得た。
結果は次の通り。
【個人戦】
男子
▽決勝 伊東洸明・豊田蒼空(苫工)4―1石川侑聖・古市陸斗(伊達開来)
▽準決勝 伊東・豊田4―2千田優翔・渡邊利恩(室蘭栄)、石川・古市4―2的場健泰・佐藤信太朗(室蘭工業)
女子
▽決勝 眞浦ゆず・籠山奈緒(登別明日)4―1井脇楓花・星くるみ(苫東)
▽準決勝 眞浦・籠山4―1石谷あいか・佐藤そよな(室蘭東翔)、井脇・星4―1丸山明日美・濱村優花(登別明日)
-苫工ペア、気持ち前面に
3年間積み上げてきた努力が最後の室蘭支部予選でペア初の優勝を運んできた。苫工の伊東・豊田組は決勝、4―1で伊達開来の石川・古市組を制し、エントリーした70ペアの頂点に立った。
豊田は決勝戦を「気持ちで負ける気がしなかった」と振り返る。時折強風が吹きつける中、伊東は「いかに風上の状況でポイントを取れるかを重視した」と冷静だった。
苫工は団体、個人3ペアで全道大会の切符をつかんだ。主将も務める豊田は「残り3週間弱でさらに団結力を上げ、インターハイに出られるよう頑張りたい」と燃えている。

















