一糸乱れぬ戦車パレード 陸自 東千歳駐屯地で記念行事一般開放

一糸乱れぬ戦車パレード 陸自 東千歳駐屯地で記念行事一般開放
第73戦車連隊のパレード

 胆振、日高などを警備隊区とする陸上自衛隊第7師団は21日、司令部がある千歳市の東千歳駐屯地で創隊68周年・同駐屯地創立69周年記念行事を実施した。新型コロナウイルス禍で中止していた一般開放を4年ぶりに行い、あいにくの雨にもかかわらず約1万人が訪れ、日本一の戦車パレードなどを楽しんだ。

 第7師団は戦車部隊を中心とした陸自唯一の機甲師団で、観閲行進は隊員1448人、車両341両が参加。苫小牧市と白老町を警備隊区とする第73戦車連隊(恵庭市)がトリを務め、一糸乱れぬ隊列を組んだ90式戦車が地響きとともに駆け抜けた。

 訓練展示も実施し、敵の侵攻を食い止めて反撃する想定で、10式戦車が空包を響かせるなど、迫力満点の模擬戦闘を展開した。遠藤充師団長は式辞で、ロシア、中国、北朝鮮を念頭に「安全保障環境は厳しさを増している」と指摘し、対処力、抑止力の象徴でもある第7師団について「役割は不変」と力を込めた。

 駐屯地を無料開放する記念行事は、コロナ禍で2020年、21年は中止し、22年は関係者のみを招いて実施。4年ぶりの一般開放で親子連れなどの姿が目立ち、90式戦車の体験搭乗は長蛇の列ができた。恵庭市の会社員木村輝久さん(49)は「子どもを戦車に乗せたくて来た」と話し、洸太君(6)は「お尻がごとごとして楽しかった」と喜んでいた。

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