日本比較文化学会北海道支部(事務局北洋大学)の「第45回全国大会・2023年度国際学術大会」が20日、苫小牧市錦西町の同大で開かれた。国内外の研究者や市民ら約100人が参加し、最新の英語教育や文学、哲学などの研究成果に触れた。
学術発表では国内をはじめ台湾、中国などの研究者ら計54組が登壇。日本語文法や韓流ドラマ、音声学など分野別に8教室に分かれ、日ごろの研究成果を発表した。
北洋大の客員教授、香山リカさんは「都市の医療とへき地医療」をテーマに特別講演。昨年から副所長を務める、むかわ町国民健康保険穂別診療所での経験談などを披露した。
へき地では「患者側は医療機関を選べず、医療者側はすべての科の診療を担当しなければならない」とした上で、「穂別では診療所の中に市役所内にあるような福祉や介護課の役割をする場があり、ワンストップサービスが実現している」と紹介。「都市部、へき地それぞれのいいところを生かしていければ」と述べた。
市内美園町のパート職員(47)は「へき地にはへき地の良さがあることを知ることができた。豊かな人生を送る香山さんを見習いたい」と話した。
















