苫小牧市科学センターは20日、「いきものふれあい教室」を施設内で開いた。生物をテーマに初めて企画した催事。市内の小学1~5年生とその保護者5組12人が参加し、道内だけに生息する白いチョウ「エゾシロチョウ」の生態に理解を深めた。
身近で生息する生物を観察、飼育し、興味を持ってもらおうと企画した。
講師は同センター職員の林麟太郎さんが務め、参加者はまず、チョウの羽や羽に付いている鱗粉の役割について説明を聞いた。
この後、全長約3センチのエゾシロチョウの幼虫を虫眼鏡を使って眺めたり、手に乗せて観察したりした。林さんは「毛虫のようだが、毒は持っていない。外敵に狙われにくくなるように体の表面の色がオレンジと黒になっていて、ドクガの幼虫に擬態している」と特徴を解説し、幼虫を飼育する方法や注意点などを伝えた。
チョウの形のペーパークラフト作りも楽しみ、家族で参加した日新小学校4年の上條麻悠子さん(9)は「幼虫を触ってみたら思ったよりふわふわだった。また教室があれば、参加してみたい」、弟で同校2年の湧平君(7)は「虫が好きだから楽しかった。幼虫を飼ってみたくなった」と笑顔を浮かべた。
林さんは「エゾシロチョウの幼虫は、見た目から害虫として扱われることが多い。身近な生き物について知り、知識を深めてもらえたら」と話していた。
















