北洋大5位に終わる 道学生野球1部春季リーグ

北洋大5位に終わる
道学生野球1部春季リーグ
中盤以降粘り強いピッチングを見せた北洋大の平

 道学生野球1部春季リーグ最終第5節は22日、とましんスタジアム=苫小牧市=で2回戦3試合が行われ、北洋大は旭川市立大に2―6で敗れて3勝7敗、5位に終わった。東京農業大北海道オホーツクは函館大に負けて両校が8勝1敗1分けで並び、優勝は23日の優勝決定戦に持ち越しとなった。
 【第5節】
 ▽2回戦
旭川市立大(6勝4敗)
130000020―6
001010000―2
北洋大(3勝7敗)
(旭)斉藤、吉口、関口―清水
(北)平、中野―臼井
🉂清水、阿部(旭)臼井(北)
 北洋大は三回に楠の適時打、五回に押し出しで得点したが、打線は4併殺とリズムが悪かった。序盤のミスからの失点が痛かった。
東農大オホーツク(8勝1敗1分け)
000100000―1
00200010X―3
函館大(8勝1敗1分け)
(東)神宮、幸田、渡辺、佐々木―高橋
(函)伊藤、佐々木―小笠原
🉂高橋、齊藤、小浜(函)良元(東)
室蘭工業大(10敗)
000100020―3
10011010X―4
道教育大旭川(4勝6敗)
(室)川中、塚田、太樂―大野
(道)小笠原、武田、上野―加藤
🉁高山、佐藤(室)尾野、加藤(道)
🉂坂梨(室)

-秋に向けて立て直し
 地元での最終節、北洋大は元気がなかった。22日の最終戦も思うように打線が振るわず、失策でリズムを崩した。中盤以降は先発の平が粘り強く投げたが、流れを引き戻せず。大滝監督は「ミスも多いし打てなかった。第5節は春季を象徴するようなゲームになってしまった」と淡々と語った。「選手層の薄さも今年の弱さですかね。もう一度引き締めて立て直し、秋に向います」と切り替えた。
 大沼主将(4年)も「守備のエラーなど課題はいっぱいある。チームとして全然甘い。秋まで頑張るだけです」と悔しさをにじませながら闘志を秋に向けていた。

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