苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(72)は27~29日、同市と白老町で原爆をテーマにした小説の朗読会と映画の上映会を開く。10年以上前から毎年、長崎県で実施している取り組みで「地元苫小牧でも、市民と平和について考える機会をつくりたい」と初めて企画した。
朗読会で扱うのは、原爆投下前日の長崎の様子を描いた井上光晴の小説「明日~1945年8月8日・長崎」。稲塚さんが台本を作成した。市内を拠点に活動する「演劇及び文化創造集団C・A・W(カウ)」(鈴木英之代表)のメンバーが読み上げ、合間には長崎OMURA室内合奏楽団の中原大幾さんがバイオリンを奏でる。
朗読会は27日に苫小牧演劇堂(錦岡)、28日に白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で開く。
29日は苫小牧市北栄町の沼ノ端交流センターで、稲塚さん監督の「ヒロシマナガサキ最後の二重被爆者」(2019年)を上映する。上映後、中原さんのバイオリン演奏も予定。稲塚さんは「(原爆投下は)決して忘れてはいけない出来事。朗読会や上映会がきっかけとなり、一人でも多くの人に原爆や平和について考えてもらえれば」と話す。
朗読会は両日とも午後2時開演。チケット販売は電話予約制で1枚1000円(C・A・Wのフェイスブックに「いいね」をした人は800円)。チケット予約は鈴木代表 携帯電話080(2867)8278。
映画上映は午後6時から。高校生以上500円、中学生以下無料。参加希望者は当日、直接会場へ。
問い合わせは稲塚さん 携帯電話090(3433)6644。
















