中国の航空大手・中国国際航空は7月11日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休していた新千歳―北京線を再開する。中国本土と道内を結ぶ国際線の旅客定期便は、2020年3月から運航ゼロが続いており、同社が復便の第1号。3年4カ月ぶりの中国本土線復活で、インバウンド(訪日外国人旅行者)の増加が期待できそうだ。
同社はコロナ前に同路線で週7往復運航していたが、20年3月から運休していた。7月11日から毎週火・土曜の週2往復、エアバスA321―200型(175席)で運航。同社は「運航状況を見て、できるだけ早く、コロナ前に戻したい」と説明する。
日本はコロナ対策の水際対策を徐々に緩和し、「5類」移行前の4月29日に廃止したが、最後まで中国本土との直行便で措置してきたため、新千歳でも再開が遅れていた。中国から日本への団体旅行は解禁されていないが、同社は「7、8月は旅行需要のピークで、民間交流の需要を満たせる」と期待を寄せる。
新千歳の国際線は、コロナが本格化する直前の20年1月、北京や上海、天津、南京など10路線、週71往復を運航し、国や地域別では利用も最多だった。新千歳を管理・運営する北海道エアポート(HAP)は中国国際航空の再開に「中国本土からの再開第1便で大変喜ばしい」と強調する。
その上で今後、団体旅行解禁やビザ発給条件の緩和を見据え「中国本土と北海道の往来増加、中国便の復便と新規就航を期待している」と説明。グランドハンドリング(地上支援業務)の人手不足が課題だが、「航空会社と連携して運航再開の対応を進める」としている。
















