６月２９日からザ・ノースカントリーゴルフクラブ（千歳市）で開かれるジャパンゴルフツアー「長嶋茂雄　ＩＮＶＩＴＡＴＩＯＮＡＬ　セガサミーカップゴルフトーナメント」を前に、セガサミーグループは３０日、同クラブで記者会見を開き、大会をＰＲした。

　出席したのは、主催するセガサミーホールディングスの大塚博信執行役員広報室長とセガサミーゴルフエンターテインメントの太田康裕社長、千歳市観光スポーツ部の林伸一部長。冒頭に大塚室長が「皆さまのご協力あって開催できることに感謝している」とあいさつし、大会テーマ「さあ、弾けよう！４年ぶりのフル開催！」を発表した。

　大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、４年ぶりに来場制限なしの通常開催となる。今年は男女ツアー７大会が北海道で開催される中、この大会が初陣を飾る。開幕に向けた準備が進められており、ゴルフファンや初めてゴルフを観戦する人に楽しんでもらえるよう、新しい企画も多数予定している。

　新規ギャラリーイベントとして、勝敗を大きく左右する難攻不落の１６番パー３をエンターテインメント観戦ホールとし、音楽やホールＭＣによるマイクパフォーマンスと共に選手へ掛け声のエールを送れる。このほかドライビングコンテストなども予定している。

　大会応援アンバサダーには、お笑いタレントで芸能界屈指のゴルフ好きといわれる藤森慎吾さんが就任し大会を盛り上げる。

　また現代のインターネットの普及と高速化、動画サービスの充実など視聴スタイルの多様化が進む中で、大会公式サイトで大会全ラウンドのＬＩＶＥ配信の実施を予定。

　さらにギャラリープラザでは遊びや食などが楽しめる千歳うまいっしょ祭りを開催するなど、千歳市のスポーツや文化などのアピール、地域活性化も見込めるという。

　大会は２９日から７月２日までの４日間で熱戦を繰り広げる。