苫小牧市や千歳市など樽前山(1041メートル)周辺の自治体や警察、消防、自衛隊などでつくる樽前山火山防災協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)の2023年度総会が5日、事務局を置く苫小牧市役所で開かれた。31機関から約50人が出席し、同山の溶岩ドーム周辺への一般登山者の立ち入り規制継続などを確認した。
1999年に火口の一部が約600度まで上昇し、現在も高温状態にあるため、同協議会は前身の組織が決めた▽外輪山内側(火口原)への一般登山者の立ち入り制限▽集団登山の自粛―の方針を引き継いでいる。
札幌管区気象台地域火山監視・警報センター発表の噴火警戒レベルは「1(活火山であることに留意)」で規制に法的拘束力はないものの、被害のリスクなど具体的な情報を提供しながら登山者に理解を求めていく。
総会ではこのほか、3カ所の注意看板のうち、老朽化した2カ所を今年度内に更新することや、火口周辺を視察する合同登山の2回目(1回目は5月31日に実施済み、年2回)を9月に行うことを決めた。
岩倉市長は「万が一の噴火に備えた取り組みを継続し、登山者や地域住民の安全安心を確保したい」と述べた。
















