帝国データバンク札幌支店は、道内企業の2023年度業績見通しに関する意識調査結果を発表した。アフターコロナに向けた動きが加速する中、「増収増益」を見込む企業は25・2%となり、前回調査(22年3月)に比べ5・3ポイント増加。全体の4社に1社に上った。一方、「減収減益」は前年比7・6ポイント減の22・4%となり、2年ぶりに減少に転じた。
「増収増益」と回答した企業の業種別では、農・林・水産が33・3%で最多。以下、製造(32・1%)、不動産(29・6%)、サービス(28・6%)、建設(28・3%)の順。
「減収減益」の業種別では、製造が27・2%で最も多い。これに農・林・水産(26・7%)が続いた。
業績見通しを上振れさせる材料(複数回答)については、「個人消費の回復」(37・1%)が5年ぶりにトップ。これに「原油・素材価格の動向」(31・7%)、「感染症の収束」(29・7%)が続いた。
逆に業績見通しを下振れさせる材料(複数回答)では、「原油・素材価格の動向」(51・5%)が2年連続で最多。以下、「人手不足の深刻化」(40・9%)、「物価上昇(インフレ)の進行」(32・8%)の順となった。
企業からは「イベント開催の復活は景気の上振れ要因となるが、開催に伴う光熱費などエネルギー価格の上昇は収益面で下振れとなる懸念もある」(自動車部品小売業)などの声が上がっている。
調査は3月17~31日、道内企業1199社を対象に実施。536社から回答を得た。回答率は44・7%。
















