苫小牧のよさこいチーム「夜桜金魚とまこまいJAPAN」(岸塚るみ子代表)は、11日まで札幌で開かれる第32回YOSAKOIソーラン祭り(実行委員会など主催)に出場する。通算24回目となる今回は台湾支部からもメンバー5人が参加。踊りや大旗のパフォーマンス、太鼓演奏を繰り広げ、大切な人との永遠の愛を情熱的に表現する。
「夜桜金魚」は障害の有無にかかわらず、みんなで踊りを楽しめるチームとして1997年に発足。翌98年からYOSAKOIソーラン祭りに毎年出場し、これまですすきの大賞や奨励賞なども受賞し、昨年は道知事賞特別賞に輝いた。
今年の祭りには札幌の「風雪太鼓」とのコラボチームとして、総勢37人で臨む。パフォーマンスのテーマは「轟~夢限(むげん)」。2019年、22年に続く「轟」シリーズ集大成の位置付けで、「愛してる」というフレーズを繰り返す歌詞や静と動が絡み合った曲調により、印象的な楽曲となっている。
振り付けは広げた扇子を持った踊り手が縦一列に並び、タイミングを合わせて腕を上下左右に動かすことで「千手観音」のような動きを表現したり、「永遠」「輝く」といった歌詞を手話で表したりと、新たな趣向を取り入れた。躍動感あふれる太鼓演奏を組み込むことでダイナミックな構成に仕上げた。
市内の体育館やコミュニティセンターなどでの練習に加え、リモートでも振り付けを確認。緑ケ丘公園金太郎の池周辺で行われた緑ケ丘公園まつりや、道の駅ウトナイ湖のイベントで演舞を披露し、完成度を高めてきた。
8日、メンバーと3人で岩倉博文市長を表敬訪問した岸塚代表は「今回はコロナ禍で大切な人と会えなくなった気持ちを織姫と彦星に重ね合わせたパフォーマンスになっている。今までためてきたエネルギーを発揮したい」と語った。
台湾支部の蕭雅樺(しょう・がか)さん(35)=台湾新北市=は2008年、銘伝大学から苫小牧駒沢大学に交換留学生として通っていた際、夜桜金魚の練習に参加。ソーラン祭りへの出場も経験しており、「また参加できてうれしい。とてもワクワクしている」と目を輝かせた。
夜桜金魚は10日に大通りパレードや一番街・丸井今井前会場で、11日は新琴似会場などでのパフォーマンスを予定している。
















