東胆振唯一の11秒台で男子2、3年100メートル決勝2組で優勝を果たした凌雲の谷中(3年)。予選ではアップの疲れが残った影響から本調子ではなかったものの、「決勝で全力を出せた」とはにかんだ。
中学から陸上競技を始めた谷中は、1年時の全道大会100メートルで4位に入賞するなど才能を発揮している。2年時は予選でフライングして失格に。それだけに3年間の集大成に懸ける思いは強く、目標は「全国大会で表彰台に上がること」と高みを目指し続ける。
今大会の好タイムにもまだまだ満足していない。「全道では10秒台後半を出して優勝したい」と強いまなざしで意気込んだ。