JR北海道は今夏から、登別駅の改修工事に着手する。駅構内のバリアフリー化と新駅舎の建設を行い、2025年度下期の完成を予定している。現駅舎も内外装を一新し、待合スペースを改修する計画で、26年度下期の完成を目指す。
現駅舎は構内にエレベーターがなく、車いすや大きな荷物を持つ乗客の利用に不便だったほか、インバウンド(訪日外国人旅行者)の増加などで繁忙期は列車待ちの乗客で混雑が生じていた。
バリアフリー化は、乗り換えこ線橋とエレベーター2基を新設する。事業費は約10億円で国と登別市からの補助金を充てる。
新駅舎は3月にオープンした登別市観光交流センター「ヌプル」と現駅舎の間に建設し、現駅舎の待合改修などと合わせて約9億円の事業費はJR北海道が負担する。両駅舎の屋根には太陽光パネルを設置し、駅で使用する電力の一部を賄う。道も駅前広場を改修し、市も市道拡幅工事を行う。
JR北海道の綿貫泰之社長は「登別温泉は本道にとって重要な観光地。混雑解消とエレベーター新設で重い荷物を携行するインバウンドらの利便性向上を図る」と説明した。



















