苫小牧のよさこい「兆朔」オリジナル演舞18日に初披露

苫小牧のよさこい「兆朔」オリジナル演舞18日に初披露
オリジナル曲の演舞初披露に向けて練習に励む土本さん(右)と浅野さん

 今年1月に発足した苫小牧のよさこいチーム「兆朔(きざし)」は18日、錦岡樽前山神社(苫小牧市宮前町)の例大祭で初のオリジナル演舞「湯源郷(とうげんきょう)」をお披露目する。世に疲れ、深く傷ついた旅人が、人のぬくもりに触れて変わっていく様子をドラマチックに表現する。ボーカル兼旗士の浅野徹也さん(45)は「自分たちの活動はここから本格的に始まる。皆さんに何かを感じてもらえるステージにしたい」と意気込む。

 「兆朔」のメンバーは、浅野さんと踊り子の土本茉唯さん(32)の2人。同神社や道の駅ウトナイ湖で演舞を披露してきたが、「よっちょれ」や「Power!(パワー)」といった総踊りと呼ばれる既存の楽曲を使用していた。

 浅野さんは「オリジナル曲はチームの顔のようなもの」と考え、活動開始と同時に楽曲作りに着手した。インターネットで神戸大学のよさこいチームが「湯源郷」を踊る動画をたまたま目にした時、「歌詞も曲調も自分たちにぴったり」と感動。同大学チームに曲の使用について相談したところ、すでにチームが解散していたこともあり、同曲を譲り受けることになったという。

 さらに同曲を手掛けた作曲家に、ソーラン節を組み込んだ編曲を依頼。原曲の雰囲気を残しつつ、YOSAKOIソーランの新曲として生まれ変わらせた。

 ステージ構成も、同大学チームの踊りを参考にしながら、2人で一から練った。土本さんは「もともと大人数で踊られてきた曲だけど、自分たちは踊り手が1人しかいない。スムーズな場面転換の方法を考えるのが大変だった」と振り返る。聴覚障害がある人にも楽しんでもらえるよう振り付けを工夫したり、羽織にアイヌ文様の刺しゅうを施したりと、試行錯誤。独自の演舞を作り上げた。

 18日の同神社例大祭では午後5時50分から約30分間、ステージに上がる。浅野さんは「地元の祭りの100年の節目のステージで、自分たちの一歩を踏み出せるのはとても光栄。精いっぱい踊りたい」と意気込んでいる。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る