日本、W杯後初勝利 エルサルバドルに6発 サッカー国際親善試合

日本、W杯後初勝利 エルサルバドルに6発 サッカー国際親善試合
エルサルバドル戦の前半、PKを決める上田=15日、愛知・豊田スタジアム

 サッカーの国際親善試合は15日、愛知・豊田スタジアムで行われ、国際連盟(FIFA)ランキング20位の日本代表は、同75位のエルサルバドル代表に6―0で大勝し、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会後の初勝利を挙げた。

 日本は序盤から圧力をかけ、FKから谷口(アルラヤン)のゴールで先制、直後に上田(セルクル・ブルージュ)がPKを決め、ともに代表初ゴール。10人になった相手を圧倒して4―0で折り返し、後半も中村敬(リンツ)の初ゴールなどで加点した。

 対戦成績は日本の2勝となった。20日にはペルー代表と大阪・パナソニックスタジアム吹田で戦う。

上田が初ゴール

▽…最前線で先発した上田が、A代表初ゴールを挙げた。開始早々にチームが先制した直後、相手のキックオフから激しいプレスでボールを追う。ゴール前で倒されてPKを獲得し、自らキッカーを務めて冷静に右へ蹴り込んだ。「取りあえずよかった」とほっとしたような表情を浮かべた。

 2019年に代表デビューを果たし、国際Aマッチ15試合目で待望の瞬間が訪れた。後半早々にもこぼれ球を押し込んでネットを揺らしたものの、VARで取り消しに。流れの中から得点することはできず、「動きだしを大事にしているので、すごく悔しい」。複雑な胸中ものぞかせた。

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