チップのひれ切りに挑戦 支笏湖小児童 湖へ放流前に

チップのひれ切りに挑戦 支笏湖小児童 湖へ放流前に
チップのひれ切りに挑戦する支笏湖小児童

 千歳支笏湖小学校(東峰宏紀校長)の2~6年生7人は14日、支笏湖に放流するチップ(ヒメマス)の稚魚のひれ切り作業を、湖近くのふ化場で体験した。ひれ切りはチップの個体管理や回帰率の調査に役立てるのが狙い。

 児童たちは防水用の前掛けを着け、水槽前に座って挑戦した。放流事業を担う支笏湖漁業協同組合の職員から左の腹びれを狙うよう指示を受け、5センチ前後の稚魚に小さなはさみで丁寧に切れ目を入れた。

 稚魚は麻酔で鈍らせているものの激しく動く個体もいて、苦労する児童がいる一方、6年生の2人は手際よく低学年の倍近くを成功させた。関口昊太君(11)は「難しかったけど、魚の体を傷つけないよう注意した」と振り返り、後輩にこつを教えていた板谷萌音さん(11)は「チップは支笏湖の誇り。見るのも食べるのも好き」と手伝いにやりがいを感じていた。

 同校のふるさと教育として、同漁協の協力で続けている。毎年切る部位を変えることで放流年が判別できる。今年も放流する約18万5000匹すべてに、12日から10日間程度かけてひれ切りを施す。

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