第２１回苫小牧民報杯争奪町内会対抗パークゴルフ選手権大会は１７日、糸井ゴルフパーク５４で開かれた。合計スコア３８６で並んだ代表者による優勝決定戦では、柏木町町内会Ａが１ホール目で抜けて前回大会に次いで２連覇、６度目の頂点に立った。
　準優勝は同じくスコア３８６の桜木町町内会Ａ、３位は３８９のときわ町内会。個人ベストグロス賞は、男子が８８の宮尾正信（元中野町内会）、女子は９５の高橋恵美子（川沿町町内会Ａ）が獲得した。
　閉会式では苫小牧パークゴルフ協会の秋元逸男会長が「優勝を目指し、各チーム白熱した試合を展開してくれた。来年も元気にまた会いましょう」とあいさつし、大会を締めた。
　毎年恒例の歴史ある一戦には２７町内会から４２チーム、総勢１７４人が出場。男女４人構成のチームで団体戦を展開しＡ―Ｄの４コース３６ホールをストロークプレーでラウンド、４人の合計スコアで勝敗を競った。

―上位１０チーム　　　　　合計
（１）柏木町町内会Ａ　　３８６
（２）桜木町町内会Ａ　　３８６
（３）ときわ町内会　　　３８９
（４）双葉町町内会Ａ　　３９２
（５）澄川西町内会　　　３９４
（６）元中野町内会　　　３９５
（７）豊川町内会Ａ　　　４０６
（８）日吉町町内会　　　４０７
（９）有珠の沢町内会Ａ　４０８
（１０）双葉町町内会Ｂ　４１０

―柏木町町内会A　激闘の末つかんだ栄冠
　激戦の末に栄冠をつかんだ柏木町町内会Ａ。２連覇達成にメンバー４人は「優勝できてうれしい」と喜びを口にした。
　チームトップの９３でラウンドした加藤芳明主将は「個人としてここ数日は良いスコアを出せなかったが、前日にチーム練習を行い結果を出せてほっとしている」と笑みをこぼした。
　桝井捷正は９５でラウンド。「チーム全員が１００を切ってのラウンド。チーム戦ならではの団結力で勝ち切った」と胸を張った。
　９９でまとめた豊田耕二は「得点はまだまだ足りなかったが無事に１００を切れた。少しでも勝利に貢献できて良かった」。同じく９９の秋元ツイは「ようやく良いスコアでラウンドでき、力を出し切れた。チームのみんなに支えられた」と笑顔を見せた。

―男女ベストグロス、納得の笑顔

出場者で唯一、スコア９０を切った宮尾正信が８８の好スコアで男子のベストグロス賞を獲得。「ベスグロ賞を頂けて光栄」と笑みをこぼした。
　安定したショット、パットでラウンドした宮尾は「８５くらいのスコアを目指していた。３ホールほどミスショットがあったが、練習通りに回れた」と納得の表情を見せた。
　女子は９５をマークした高橋恵美子がベスグロに輝いた。「ありがたい賞を頂けた。一緒にラウンドした仲間に恵まれました」と目を細めた。
　狙い澄ましたホールインワンも披露した高橋は「練習より調子が良くて自己ベストに近いスコアを出せた。来年も参加したら、良いラウンドをしたい」と話していた。