苫信3期連続増益 23年3月期決算 最終利益初の20億円超え

苫信3期連続増益 23年3月期決算 最終利益初の20億円超え
増収増益を報告した総代会

 苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は19日、通常総代会を苫小牧市内のホテルで開き、2023年3月期(22年度)決算を報告した。売上高を示す経常収益は前年度比4・6%増の64億5800万円、当期純利益は同13・5%増の20億3700万円の増収増益。増収は2期ぶり、増益は3期連続で、最終利益が20億円を超えるのは初めて。

 小林理事長は増益の要因について、備えとして計上していた個別貸倒引当金が、大口の不良債権回収で戻ったことなどに触れ「信用コストの低下によるもので、あくまで一過性」と説明。本業である貸出金の利息収入は、利回りの低下から伸び悩んでおり、今後は「貸出金利息収入や各種手数料収入を安定的に増やすことが課題」と展望した。

 本業のもうけを示すコア業務純益は6・2%増の27億6400万円。経営の健全性を示す自己資本比率は0・26ポイント減の20・88%で2期ぶりに低下し、不良債権比率も0・27ポイント増の3・02%と悪化。預金積金は個人を中心に伸び、1・2%増の5058億円となった。

 このほか、人手不足の対応策として苫小牧市内の川沿支店と錦岡支店、日高町の門別支店、千歳市の長都支店の4支店を10月に代理店化する案を承認。子会社の苫信ビジネスサプライ(苫小牧市表町)に代理業を委託し、各店の預金や為替、消費者ローンは継続する。

 役員改選で、小林理事長を再任。これまでの経験を生かし、重要業務や後進育成サポートに携わる特任ポストを新設。特任専務理事に元専務理事の森本恭行氏、特任常務理事に元理事長の畑信也氏と前専務理事の柴田祐二氏が就いた。

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