トラック側ブレーキ痕なし 八雲町バス事故 運転手、衝突回避せず

トラック側ブレーキ痕なし 八雲町バス事故 運転手、衝突回避せず

 渡島管内八雲町で高速バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故で、対向車線にはみ出したとみられているトラック側の路面にブレーキの痕がなかったことが20日、道警への取材で分かった。死亡した梶谷誠運転手(65)が衝突を回避しようとした形跡はなく、道警は自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で捜査している。

 事故は18日正午ごろ、八雲町野田生の片側1車線の国道で起きた。道警によると、国道はトラック側から見て左方向に緩やかにカーブしており、トラックはセンターラインをはみ出す形で対向車のバスと衝突したとみられている。現場には、トラック側の路上にブレーキ痕は確認されず、梶谷運転手が減速するなどの回避行動をした形跡はなかったという。

 トラックはバスの前方右側面にぶつかり、バス運転手の興膳孝幸さん(64)、すぐ後ろの窓側の席に乗っていたとみられる函館市職員、若崎友哉さん(33)ら3人が出血性ショックなどで死亡。他に12人が重軽傷を負った。

 道警は19日、梶谷運転手が勤務する養豚会社「日本クリーンファーム」の道南事業所(八雲町)を過失運転致死容疑で家宅捜索した。押収した資料を分析するなどし、事故原因を捜査している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る