連合北海道(杉山元会長)は20日、札幌市内で地方委員会を開き、今春の統一地方選のまとめ(総括)案が承認された。自公勢力が推薦した現職に大敗した道知事選については「推薦候補者の擁立作業が難航し、十分な運動期間の確保と各級候補予定者と連動した運動展開ができなかった」と敗因を分析した。
道内産別幹部ら約100人が出席。冒頭あいさつで杉山会長は今春の統一選で日本維新の会が党勢拡大を図ったことを指摘し、今秋にも可能性が高まる衆院解散・総選挙について「立憲民主党と国民民主党は大きな固まりになることが必要」と強調。「常在戦場の総選挙に向け、一丸となって取り組みを進めていかなければならない」と檄(げき)を飛ばした。
今春の統一選で道内(知事選・道議選・市町村長選・市町村議選)では連合推薦候補255人中、231人が当選した。知事選は立憲民主党道連、国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議の4者が新人の池田真紀氏を擁立し、現職の鈴木直道氏と事実上の一騎打ちを展開したが、大差で落選した。
総括では、大敗を喫した背景として「コロナ禍という状況下で鈴木道政1期目の検証が難しく、道民世論を喚起する材料がはっきりしなかったことなどから、若さやイメージが先行し結果的に『現職安定』の高支持へつながった」と指摘した。
さらに池田氏の候補擁立が2月4日と大幅に遅れ、運動期間の短さも敗因と強調。短期決戦となったことから「全国唯一の与野党対決型にもかかわらず、知名度と高い支持率があった現職に対して、政策を背景とした選択肢を示すことができなかった」と分析。特に擁立の主体的役割を担った立憲道連に対して「得票結果を十分に検証し、厳しく総括すべきだ」と求めた。
次期衆院選に5人推薦決定
連合北海道は20日、執行委員会を開き、次期衆院選道内小選挙区で、大築紅葉氏(現職・4区)、西川将人氏(新人・6区)、逢坂誠二氏(現職・8区)、神谷裕氏(現職・10区)、石川香織氏(現職・11区)の5人の推薦を決めた。
















