苫小牧市社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)が今月、無料通話アプリ「LINE(ライン)」を使った相談対応に乗り出した。従来の電話や来所しての相談に抵抗がある市民も少なくないことから、匿名で気軽に困り事を相談できる環境を整えるため、CSWの公式アカウントを開設した。
ライン相談は年齢や障害の有無、公的支援を受けているかどうかにかかわらず、悩み事、困り事を抱えている市民が誰でも利用できる。CSWが平日午前8時45分~午後5時15分に対応。それ以外の時間帯にメッセージを送ると「対応時間内に順番に返答する」といった案内が届く。
CSWは既存の公的な制度では悩みを解決できない人の孤立化を防ぎ、解決に向けて関係機関に働き掛ける役割を担う。市社協は地域福祉課に6人のCSWを配置し、経済的困窮のほか「ごみ屋敷問題」や飼い主の急な入院で世話をする人がいなくなったペットの問題など、さまざまな課題に対応している。
最近は、不登校の子どもや保護者を集めた茶話会や生きづらさを感じる若い世代の居場所づくりなどにも注力。CSWが関わる年齢層も広がる中、若い世代にはLINEの活用が効果的と判断した。
事業を担当するCSWの谷沢智美さんは「どこに聞けばいいか分からないことや、人には言いにくい相談も気軽に寄せてほしい」と呼び掛ける。
「LINE相談」の希望者はQRコードを読み込み、「苫社協コミュニティソーシャルワーカー」のアカウントを表示。「投稿」から実施要項を確認の上、トークボタンをタップするとメッセージのやりとりができる画面に移る。
問い合わせは市社協CSW 電話0144(32)7111。



















