水素燃料電池車を電源に 脱炭素に力 RFLとまこまい実行委

水素燃料電池車を電源に 脱炭素に力 RFLとまこまい実行委
RFLとトヨタカローラ苫小牧の関係者がミライのイベント使用をアピール

 苫小牧市でがん患者や家族を支援するリレー・フォー・ライフ(RFL)とまこまい実行委員会(西川良雄実行委員長)が、7月22日に末広町の出光カルチャーパーク(市民文化公園)で開くチャリティーイベント「RFLジャパン2023とまこまい」で脱炭素社会実現に貢献する。水素燃料電池車(FCV)「ミライ」で使用電力を賄い、二酸化炭素(CO2)実質排出量ゼロをPRする。

 トヨタカローラ苫小牧のとまこまい店(柳町)がミライ1台を無償で貸し出す。RFL実行委が要望し、小袖一夫店長が「ぜひ協力したい」と快諾した。ミライはイベント時に実行委員会本部横に駐車し、照明器具や各出展ブースの電力を賄いながら、訪れた人に脱炭素をアピールする。

 ミライは最大9キロワットの電力供給が可能で、今回は車内1カ所、トランクルームに1カ所あるAC(交流)コンセントから1・5キロワット分を供給する計画。さらにFCV1台を確保したい考えで、下村達也事務局長は「使用するすべての電力をFCVで賄いたい。クリーンな電源だけでイベントができる成功例を示し、脱炭素化のさらなる呼び水になれば」と意気込む。

 RFLは1985年に米国で始まったがん撲滅を願うイベントで、苫小牧市では2016年から開催。同実行委はこれまで化石燃料を使った発電機を使用していた。今年2月にオンライン上で開かれた全国報告会で、横浜のRFLがミライを電源使用したことを紹介。ゼロカーボンシティ宣言を行った苫小牧市でも「脱炭素化に貢献できないか」とFCV導入を模索していた。

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