ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(苫小牧市植苗)のボランティア、宮本健市さん(74)=千歳市在住=によるバードカービング(木彫りの鳥)展が29日まで、同センター2階ホールで開かれている。
バードカービングは木片を削り、まるで生きているような鳥を彫り出して彩色した工芸品。かつてはカモ猟などのおとりに使われたが、最近は博物館などで、剝製に代わる資料として活用されている。
自然を愛する宮本さんは25年ほど前にバードカービングと出合い、独学で技術を磨いた。材料はホオノキで、さまざまなのみを駆使して彫り羽根の形や並びなど細かな違いも再現。鳥の種類ごとに専用ショップから眼球の模造品を取り寄せて、リアルさを追求している。
オナガガモ、ヤマセミ、オオタカなど8種類の作品を展示。いずれも実物大でシマフクロウは高さ約60センチ、奥行き約25センチ、幅約30センチある。
魚をくわえたカワセミがもう一羽と見詰め合う場面を切り取った力作もあり、「実物に近づけることにこだわった」と宮本さん。同センターでの展示は初めてで「作品を見て(自分も)やってみたい―と思ってもらえたらうれしい」と話す。
午前9時~午後5時。月曜休館。
















