苫東にメガソーラー建設へ 用地6ヘクタール取得 三井不動産

苫東にメガソーラー建設へ 用地6ヘクタール取得 三井不動産
三井不動産のメガソーラー建設予定地

 三井不動産(東京)が苫小牧市柏原の苫東地域で、大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の建設を計画している。2050年の脱炭素社会実現に貢献する事業で、このほど臨空柏原地区南東側に用地約6ヘクタールを取得。北海道電力(札幌)の送電網を活用し、商業施設の三井アウトレットパーク札幌北広島(北広島市)や札幌市内のホテルに送電する予定だ。

 三井不動産はこのほど、苫東地域を含む国内7カ所で、合計約2300万キロワット時のメガソーラー事業を進めるため、事業用地を取得したと発表した。同社は独自の「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」に基づき、30年度までに年間3・8億キロワット時のメガソーラー開発を進めるとしており、苫東など7カ所がその第1弾。二酸化炭素削減量は年間1万トンほどを見込み、23年末以降に順次稼働するとしている。

 同社は道内で苫東地域を選んだ理由について、「積雪量や日照時間など総合的に勘案し、太陽光に適した場所と判断した。エネルギー産業やグリーン戦略のポテンシャルも感じている」と説明する。送電先は三井アウトレットパークのほか、札幌三井JPビルディング(札幌市)、グループ企業三井不動産ホテルマネジメントの札幌市内のホテルを予定している。

 発電量や稼働開始の時期、事業費など個別具体の内容は非公表だが、苫東にはメガワット級の大規模施設を考えており、同社は「(送電する)各施設で3割ほどが太陽光発電の電力に置き換わる予定」という。太陽光発電設備の開発や運用は全て自社で行うが、送電は北電の送配電ネットワークによる「自己託送」サービスを活用する。

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