エゾシカ対策マップ作成へ 事故多発地域を周知 市議会

エゾシカ対策マップ作成へ 事故多発地域を周知 市議会

 苫小牧市は、市内で目撃や出没が相次ぐエゾシカ対策として、独自マップを初めて作成する。市内ではシカによる交通事故が増加傾向で、市は9月までにマップをホームページなどで公開し、市民への周知や交通事故の防止を図る考えだ。

 23日の市議会定例会で、森本健太氏(共産)の一般質問に答えた。

 マップは、道警がホームページ上で公開している市町村別のシカ事故件数を参考に、市内でシカ事故が多発している地域を地図で示す。ホームページや紙に印刷するなどして、市民への周知を予定している。

 市内のシカ事故は2021年が303件、22年が366件で、いずれも道内の自治体別で最多。シカが生息域から国道や道道を横断するケースが多く、植苗地区や苫東地区、道道苫小牧環状線沿いなどで多く発生しているという。

 市は、2~3月にくくりわなで捕獲事業を実施し、目標の50頭を大幅に上回る156頭を捕獲した。さらに勇払と弁天の市道沿いで草刈りし、ドライバーの視認性を高めたほか、6月から防護ネットを貸し出して被害の軽減を図っている。

 石黒幸人環境衛生部長は「シカに関係する交通事故の発生場所を市民に周知することで、交通事故削減効果が期待できる。シカの活動が活発化する9月までにマップを作成し、広く周知したい」と答えた。

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