安全な運転業務のために トラック協苫小牧支部が医療講演会

安全な運転業務のために トラック協苫小牧支部が医療講演会
SASについて解説する上原医師

 室蘭地区トラック協会苫小牧支部(門脇考靖支部長)は23日、医療講演会を室蘭地区トラック研修センターで初開催した。会員企業18社から22人が参加し、より安全に運転業務を続けるため、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の早期発見や治療の必要性を学んだ。

 SAS道内指定医療機関・日高徳州会病院(新ひだか町)の上原明彦循環器内科部長が「SASと交通事故」をテーマに講演した。

 SASは睡眠中に呼吸が止まったり、浅くなったりすることで、日常生活に支障を引き起こす疾患。男性トラック運転手の7~10%、女性トラック運転手の3%が中程度以上のSASといわれる現状を示した上で、「SAS中程度の人の反応スピードは酒気帯びと同じ」と指摘した。

 その上で「SASの7割が肥満。喉に脂肪が付き、睡眠で緊張が緩むと、気道を閉鎖する」と説明し「SASは自分ではなかなか分かりづらい」と強調。マスク状のCPAP(持続陽圧呼吸療法)装置による治療などを紹介し、「SASは適切な検査と治療で、しっかり睡眠が得られるようになる。社員の健康とパフォーマンスを維持するためSASに理解を深めて」と呼び掛けた。

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