苫小牧アイヌ協会(作田悟会長)は25日、江戸時代のアイヌ民族の遺骨体が保管されている苫小牧市美術博物館(末広町)前で、神に祈りをささげる「カムイノミ」や、先祖供養の「イチャルパ」を行った。
同館との共催で2017年から続く儀式。この日は約60人が参加し、アイヌ民族文化伝承者の宇梶静江さんやアイヌの伝統歌を歌う女性グループ「マレウレウ」のメンバーも駆け付けた。
同館前の芝生の広場に火や水などの神を模したイナウ(御幣)を立て、アイヌの民族衣装を着た参加者が特設のいろりを囲んだ。
祭司を務めた作田会長がアイヌの言葉で祝詞を上げ、酒や果物、菓子なども供えた。儀式の後、女性たちが主体となってアイヌの伝統舞踊も披露した。
作田会長は「先人たちへの感謝を込め、これからも世の中が平穏であるように祈った」と話した。
















