苫小牧市高丘の北海道大学苫小牧研究林は24日、同研究林の魅力発信に向けたクラウドファンディング(CF)に協力した人を対象に「サイエンスカフェ」と銘打った林内ツアーを実施した。
CFは、これまで4~10月の平日1日のみの開館だった敷地内の森林資料館と森林記念館の開館日拡大へ今年3月に実施。1カ月で280万円以上集まり、人件費などを確保できたため24日から両館の休日開館を始めた。
サイエンスカフェはCFの返礼事業で、道内外から5人が参加。同研究林の植竹淳准教授や職員がガイドとなり、林内での調査活動について説明した。普段は閉鎖されている森林観測塔の内部に入ったり、調査活動にも使われている幌内川の源流部を訪れたりした。
市内沼ノ端中央の小松泉さん(68)は「研究林で何が行われているのか分かっていなかったが、ウトナイ湖と並ぶ素晴らしい場所だと思った」と笑顔。埼玉県の今中香里さん(67)は「約30年前に苫小牧で暮らした縁から寄付させてもらった。またこういうツアーをやってほしい」と述べた。
植竹准教授はツアーを通じて情報発信の重要性を再確認したとし「研究林のファンになってくれる人を増やし、大切にしていきたい」と話した。
資料館と記念館はCFの寄付金を活用し、10月末まで、毎週土曜日午前9時~午後3時半に無料開館する。
















