渡島管内八雲町で高速バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故で、亡くなったトラックの運転手が事故前、勤務先に体調不良を訴えていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。道警は事故との関連を含め、詳しい経緯を調べている。
捜査関係者によると、トラックの梶谷誠運転手(65)=同管内森町=は事故前、勤務先の養豚会社「日本クリーンファーム」の道南事業所(八雲町)に対し、体調に不安があるとの申告をしていたという。同社側は19日に開いた記者会見で、健康状態について「本人からは特に問題ないと聞いていた」と説明していた。
事故は18日正午ごろ、八雲町の国道で発生。現場は片側1車線の緩やかなカーブで、トラックが対向車のバスに衝突。梶谷運転手のほか、バスの運転手興膳孝幸さん(64)、乗客の函館市職員若崎友哉さん(33)ら4人が死亡した。
現場にブレーキ痕は残っておらず、これまでトラックの車体に異常は見つかっていない。道警は何らかの原因でトラックが対向車線にはみ出したとみて、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で調べている。
















